大好きだから
~由華~

「花菜~っ」

「どうしたの由華ー」

花菜はあたしを一番理解してくれている大切な友達。

「あのねー(泣) 創太先輩がなんか女の子と2人で歩いてたの~泣」

あたしがこういうふうに泣きつけば

「えぇ~?ただ話しながら歩いてただけじゃないの?」 

あたしのことを気づかいながら答えてくれる。

「だってさ~(泣)」

あ、そうそう。言い忘れてたけど、あたしも花菜と同じで先輩が好きなんだぁー。関口創太さんって言うんだけど…ほんとかっこいいんだー♡

「まあとにかく、なんかあったらまた今度ゆっくり聞いてあげるから、その時の分とっときな?」

「は~い」 

花菜はほんとに頼れる人なんだ。
 


「あっ!」

やばいやばい!もうこんな時間!今日は陸上部の創太先輩を見に行くんだった!

「花菜!ごめん!ちょっと陸部見に行ってくるから悪いけど待ってて!」

「えーっ!わ、分かった!」

「ごめんありがと!」 


そう言ってあたしは急いで教室を出た。



校舎を出ると、テニス部と陸上部の声が聞こえる。

「創太先輩どこかな…」

創太先輩を探していたら…

「由華さん?」

後ろから話しかけられたから誰だか分からない。でも

「あっ!」

創太先輩だった。

「創太先輩!」

「どうした?キョロキョロしてたけど」

「いや!///ななななんでもないですっ///」

「?そう?なら良いけど。じゃあな。」

「はいっ!// さようなら!」


きゃあああああ!
話しかけられたの初めてだよ!
 「あたし、変な顔してなかったかなぁ…」

学校の階段を上りながら一人で呟く。

やっぱあたし、創太先輩が好きなんだなぁ…

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