銀髪姫と不良幹部

助けに

つぅか、早くそこをどけ!!


帰れねぇだろ!!


ドアの前で話し込む数人。


うぜぇ…っ。


私に恨みでもあんのかよ!!


「鳴海史音」


その聞き覚えのある名前に、肩が揺れた。


鳴海史音?


なぜあの男が史音の名前をしっている?


「鳴海?あぁ、あの可愛い幹部か。そいつがどうしたんだよ」



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