銀髪姫と不良幹部
「ようこそ、毒龍の倉庫へ」


パッと明かりがつく。


げ、いきなりつけんなよ。


眩しくて前が見えねぇ…っ。


ようやく目が慣れていたところで、声がした方を見た。


そこには、真ん中のイスに座ってる男と、男を囲むようにカラフルな頭の奴らがいる。


イスに座ってる奴が総長の不二か…っ。


つぅか、変なイスに座ってんな。


何で金なんだよ。


お前は王様かっての。


それより依亜だ。


周りを見渡すが、どこにも依亜はいない。


どこにいるんだ?


「てめぇか…っ。依亜はどこだ!!」


不二に向かって叫ぶ。


不二はニヤニヤと笑い出す。


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