銀髪姫と不良幹部
「不二、毒龍は今日をもって解散だ!!」


不二に向かって叫ぶ。


もうこれ以上、ほっとくわけにはいかねぇ。


依亜だって潰す気だろうし。


俺が言ったって文句はないだろう。


後でちゃんと言えばいいし。


「みんな、準備はいいな?」


「ええ、いつでもオッケーです」


「いつでもかかってきぃー!!」


雄吾、禅が言う。


後ろにいる面子も頷いたのを確認する。


よし、行くか。


足に力を入れた瞬間、扉が開いた。


「やぁと見つけた」


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