銀髪姫と不良幹部
「ありがとう!史音!」


史音は笑顔で頷く。


だから、その笑顔は反則つってんだろ!!


私を殺す気か!


心で史音に文句を言う。


くるっと後ろを振り向き、みんなを見る。


よし、全員いるな。


「みんな!こんな私でもついてきてくれるか⁉︎」


みんなに向かって叫んだ。


ちょっと声がでかかったな。


「当たり前だっつぅの」


「史音、お前は先にその口調を直せっ」


「依亜に言われたくねぇ」


私の癒しが…っ。


どうしてそんな風に育ったんだよ…。


お母さんは悲しいよ…。


「依亜、何か失礼な事考えてないだろうな」


な、なんでわかったんだよ!!


心でも読めんのか⁉︎


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