銀髪姫と不良幹部
…ついでに参考書も探すか。


ここならいい参考書が見つかりそうだし。


参考書ならこの辺りか。


「参考書…参考書…」


本棚を見ながら声を出していると、ドンッと誰かにぶつかった。


「す、すみません!」


「いってぇな。何すんだ」


ぶつかった奴を見ると、カラフルな頭をした男が三人いた。


げっ、不良かよ。


ヤバイ奴らにぶつかっちまったな…。


「いって!お前のせいで骨が折れただろ!」


え、ぶつかっただけでか?


って、よくそんな古くさい言葉言うよな。



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