溺愛†マドンナ
幼稚園の時からずっと一緒にいて、秀悟ファンに睨まれるから公言は出来なかったけど、秀悟の事を1番知ってる女子は私だと思ってた。
でも私……秀悟の誕生日や星座や血液型だけ見て、知った気になってて、大切な所を見ていなかったのかもしれない………
「あああ……自己嫌悪……」
ガックリと項垂れて、火の玉を飛ばす。
暫くすると、ずっと黙っていた璃々が口を開いた。
「で……世那ちゃん。どうして秀悟君の事フッちゃったの?あんなにカッコ良くて頭もいい男の子に好かれるなんて、なかなか無い事なのに」
「―――――……っ」
でも私……秀悟の誕生日や星座や血液型だけ見て、知った気になってて、大切な所を見ていなかったのかもしれない………
「あああ……自己嫌悪……」
ガックリと項垂れて、火の玉を飛ばす。
暫くすると、ずっと黙っていた璃々が口を開いた。
「で……世那ちゃん。どうして秀悟君の事フッちゃったの?あんなにカッコ良くて頭もいい男の子に好かれるなんて、なかなか無い事なのに」
「―――――……っ」