大丈夫は禁止
琴「竜兄は悪くない!!」

私は思わず大きな声を出してしまった。

ッ!!ゴホッゴホッ…ハァハァ…ゴホゴホッ…

竜「琴音大丈夫だよ。ゆっくりスーハーしてごらん」

私は竜兄の声に合わせて、ゆっくり呼吸する事を意識した。

琴「ハァハァ…スー…ケホケホッー
…」

竜「落ち着いた?龍呼んでくるから待ってて」

そう言って、私から離れようとした竜兄の白衣を私は握ってた。

竜兄がすぐ戻るからと言っていたけど、1人になるのが怖くて離さないでいると、竜兄はナースコールを押して何か話していた。


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