大丈夫は禁止
私は竜兄に抱かれていると、すぐに龍先生が入ってきた。

龍「竜樹、まだ琴音ちゃん本調子じゃないんだから、あんまり興奮させないでくれよ」

私は龍先生が入ってきた瞬間、竜兄の胸に顔を伏せて、小さく丸まっていた。

竜「ごめんごめん。琴音どした?龍にもう大丈夫か診てもらおうな?そんな事してたら苦しくなるよ」

龍「琴音ちゃんに嫌われちゃったかな(苦笑)そのままでいいから、もしもしさせてよ」

私は無言で抵抗したが、竜兄に抱かれて身動きが取れず、されるがままの状態だった。

竜「そう言えば、琴音病院嫌いだったもんな。もう終わったから泣かないの。龍先生優しかっただろ?」

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