・Another world・
「…それはどういう…。」


「そのときは、なにがあっても二人で帰ってきなさい。」


ニッコリと笑った目尻に涙が見えたのは気のせいか?


「ではあとは頼みますね。」


ガチャ


女王は部屋を出ていった。


「ひとまず、服を元に戻そう…。」


俺はライトに服を着させて手を握った。


ライト…。


早く目を覚ましてくれ。


心配で胸が張り裂けそうだから…。











sky side -END-
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