君が嘘をついた理由。


そのまま売店を離れてエレベーターホールへと向かう。……なんとか無事に終わりそう。このまま部屋に閉じこもってしまえば会うこともないし。


明日はこの近くの有名な紅葉スポットへと行って、


その周辺の神社に参って学習は終了する。


早くお風呂に入ろう。


「……あ、松岡?」


早く降りてこないかとエレベーターの表示を見ていれば。


声をかけられ、反射的にそちらを向く。

「あぁ。宇戸くん」


あいさつ程度に微笑めば、


向こうも微笑みを返してくれて、

隣に並ぶ。




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