君が嘘をついた理由。
戸惑う私に構うことなく、ドカッとソファーに腰を下ろす宇戸くん。
仕方なく、反対側に座る。
なんとか理由見つけて、早く帰ろう。
「…大丈夫?」
「へ?」
「その、ずっと学校来てなかったみたいだし、精神的に…」
やられないはずがないよな、と頭を掻く宇戸くん。
精神的に…やられてるはずなのにね。ううん、やられてたはず。涙はでなかったけれど、心にぽっかりと穴が開いたみたいで。
不安と、どうして?なんで?
って疑問ばかりが次々に湧いていた。
無気力ってこういうことをいうんだって初めて知った。