君が嘘をついた理由。


不器用で、なかなかうまく付けれなくて


ちょっとだけ苦戦したけど、無事につけて、陽太をみる。


「うん。似合ってます」


目が合うと、にっこり笑って言ってくれる陽太。


「ありがとう・・・!」

嬉しい。本当に、嬉しい。


つけてしまうと、自分では見れない長さなので、外して目の前にぶらさげて見つめる。




< 191 / 312 >

この作品をシェア

pagetop