君のピエロ

ピエロ２

別荘についた。


自分『マジ？』



その別荘は、あたしが思ってたよりもはるかに大きい。



てかお城？ってぐらい豪邸だった。












管理人『じゃあまた何かあったら連絡してください。』


自分『はい！今まで大変お世話になりました』




こちらこそ。　と告げると管理人は去っていった。





それにしてもすごい！


今日からこんなとこに住めるなんて・・・







ピンポーン！























とりあえずインターホンを押してみる。


ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン!








？『何回もうっせーよ！』

この家の住人だろうか？


彼はあたしがいる門のところに怒りながら来た。



自分『感じ悪っ！』


？『おい！聞こえてっぞ！』




ついついこぼしてしまった言葉にますます彼は怒ってしまった。



自分『あ　すみません・・・』


？『てか誰？』




自分『あ！失礼しました！加賀美柚月と申します！』



何が面白かったのかはわからない。彼はふっと笑い、

？『律儀w　俺は橘廉！さっきは怒って悪かった！』


さっきの怒った顔と一変した彼の笑った顔！






優しいかも？


でも羨ましい、そんなふうに自然に笑えて・・・あたしはあの日から

自然な笑いかたがわからない。







だから









羨ましかった・・・・・・。