ふわふわな恋。
「あのね、今日麻依泊まるから!」
強制的。
お母さんがなんと言おうと今日は麻依に泊まってもらうんだ。
泊まってもらわなきゃだめ。
あたしが爆発しそうだから。
「え!?いきなり!?」
お母さんは案の定驚いている。
「ご飯もお風呂も大丈夫だから!あたしの部屋にずっといるし、何もしなくて平気だから!」
それだけ言い残し、麻依を引っ張り二階へレッツゴー。
麻依は引っ張られながらもお母さんに「お邪魔します」と会釈をしていた。