僕等、リア充撲滅部!
『危ない!』

は...?

キキィィィィィィィィィィィィ

その瞬間、車が突っ込んできた

ドンッッ!!!!


う...痛ッ...

なんで俺、生きるんだ...?

俺は跳ね飛ばされた衝撃で

少し腕を痛めてしまった

...親父は?

体をゆっくり起こした


そこには車の下敷きになった親父がいた

...!?

『親父!?』

頭からどくどくと血が流れている

すぐに救急車は呼ばれた

だけど、親父は死んだ

俺のせいで


『母さん、仕事しないとね...』

『ごめん、母さん...
 俺の...せいで』

『楓のせいじゃないわ!
 すべてはあの飲酒運転したあの男がいけないの!』

そういって俺を涙目になりながら抱きしめた



あの出来事は忘れられない
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