この恋が永遠になりますように

杏side



あたしが煌龍の姫、通称 紅姫となってから数日が過ぎた。


最近の学校は憐たちと共に居るから楽しい。


あたしが舞蝶だって知ってても、最初の何も知らなかった時同様に何事もなかったかのように接してくれる。


だからここに居ることが楽しいだなんて感じられるんだね。


朝起きて学校に行って、憐たちと授業受けて、放課後には凛蝶か煌龍の倉庫に行く。


これが当たり前になっていた。


今日もいつもと同じように憐たち共に煌龍の倉庫に向かう。


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