この恋が永遠になりますように


「お前ら、ぶっ潰せ!」


そう言って相手側から大人数が向かってくる。


あたしは目を相手に向けたまま言葉を放った。


「相手は武器に薬だ。半端な気持ちでなんて向かうんじゃねーぞ。んでもって、怪我だけはすんな!いいな!?」


「「「「「「「はい!」」」」」」」


威勢の良い返事が返ってきて、華蝶の方も動き出す。


戦争の火蓋が今切られたのだ。


< 96 / 284 >

この作品をシェア

pagetop