闇に光を…

あれから~






19歳の誕生日から半年後





彼母『最近生理きてる?』

私『きてるよ!』



1ヶ月に一度は、

言われるセリフ

彼母なりに妊娠してないか

心配で聞いてくるセリフ。





12月入る時ふと

言われた。




10月頃から

いつもよりは、少量だけど

毎月ちゃんときていた。




でも、この日は、

何か異変に気づく!





少量の血

そして…

いつもは、1週間位が

2 . 3日で終わってしまう。





何となく不安になった。





彼母から言われて

『きてる』って

答えたものの

何故か今日は、落ち着かない





彼母が仕事に行き

私は、家に1人。



気づいたら近くの薬局に

来ていた。



どれを使えばいいかわからず

適当に妊娠検査薬を買い

家に来たく






・・・・・。








妊娠検査薬を見てみると

私『うっそ!』

11月は、きていた。

今月は、これからだった。


でも……






私…妊娠してる………。






部屋に行き考えた






どうしよう

反対される

おろせって言われたら


ってばっかり考えてしまい、

次第に泣いてしまった。







そわそわした気持ちで

言い出せず

日にちばかりが過ぎていった。








1週間後









章吾『ねぇ…あゆ!』

私『何?』

章吾『何か抱えてる事あるなら
話してよ!』

私『…な、ないよ!』

章吾『あゆの事ならわかる!
話してごらん!!』



だ、ダメだ。

彼には、嘘つけない……


私『驚かない?』

章吾『妊娠したの?』


どうしてわかるの?


私『…………うん』

章吾『本当に?』

私『…………本当』

章吾『やっったあぁぁぁぁぁぁ♪』



意外な反応に固まる私。




その直後、章吾は、

お母さんを呼んだ!





待ってぇ― 心の準備―






彼母『なぁに?』


章吾『あゆが妊娠した。』


彼母『…………』


章吾『俺は、産ませるから!』


彼母『…本当なの?』


私『はい。』


彼母『もう一度
妊娠検査薬してみなさい』





その言葉に、

私と彼は、薬局に


買いに行くさい

私の体を気遣ってくれる。




帰り道。


私『嫌じゃない!?』

章吾『嫌な訳ねぇだろ!
やっと俺達の
子供が授かったんだ!
心配するな!
凄く嬉しいよ♪♪♪』


私『ありがとう。』




家に着きしてみたら

一週間前よりかなり濃く

映っていた。




彼母『完璧妊娠ね。』


章吾『産ませる!
二人で頑張るから認めて。』


彼母『あゆは、どうしたいの?』


私『う、産みたい!
おろしたくない。』


おもむろに泣いてしまう私。


彼母『じゃあ
お父さんにも話なさい』

って言って認めてくれた。




彼父が帰って来て話すと

すっごく喜んでくれた。

彼の妹も妹ができるって

喜んでいる。



彼の妹は、小学低学年

彼とは、大分年がはなれている。






晴れて私は、妊娠生活に。






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