正反対な2人〜双子は最強陰陽師〜
自分の部屋で制服から部屋着に着替えてリビングに行くと、既に居た郁斗。
そして、丁度帰って来たのかお父さんまで居た。
「郁斗早いね。あ、お父さんおかえり」
「いや、ただ単に花鈴が遅いだけだろ⁇」
「ただいま花鈴。………花鈴にとって俺は郁斗のついでなのか」
「遅くないよ‼普通だもん。郁斗が早いだけでしょ」
「はいはい。そういう事にしといてやる」
「お父さんは無視なのか。スルーなのか花鈴………」
………ちょいちょい来るお父さんは置いておいて。
いちいち反応すると、面倒なんだもんお父さん。
「お母さん。皆もう揃ってるよー⁇」
「はーい、分かったわー‼今行くからちょっと待ってて‼」
キッチンに居るお母さんに声を掛けて郁斗の隣にいく。
「花鈴コッチ来なくても良いだろ」
「えー、いいじゃん別に。どこに座るのかはあたしの自由だもん」
「なら、父さんも花鈴の隣に座ろうかな」