冷たい背中 〜王者な彼と従者な私



「あのさ、敬語。
やめろって言ったよね。」


「あ…ごめんなさい。」


「嫌がらせ?」


「…ご、ごめん…。」



ギロリと光る黒水晶に思わずビクンと上がる肩。




『皇帝』
それが彼の学校での立場。


誰も彼には逆らわない。
無敵のエンペラー。



< 3 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop