馬鹿バッカ!俺高校生!
『テメェが自分で上に上がってきてトシキのベッドで寝たんだろ!!』



『それは違います!!』


『じゃぁなんでだよ!!』



『僕が自分で上に上がって来てトシキ君のベッドで寝たんです!!』


『だからそぉ俺言ったじゃ〜ん!!!』




二人の騒ぎ声であの男が目を覚ます



『ファ〜〜〜ッ…賑やかな朝だねぇ〜』



『トシヒコ…』
『トシヒコ君…』


『いったい朝からなんの騒ぎだい?お二人さん?ここはディスコじゃぁないんだぜ』


俺達二人の会話をディスコで例えるなんて…朝からなかなかの切れ味だぜ…コーヒーで例えるならカプチーノってところか!!


トシヒコがベッドからユックリと身体を起こした


『ヨイショ……セイジ、クリリン、おはよう!!』



『え゙え゙!!』


俺とエビゾウは驚いた!!



昨日までなにも無かったトシヒコの鼻の下にスーパーマリオのよぉなヒゲが存在していたのだ!!!!


いったいトシヒコの身体に何が起こったんだ!!!


何かで聞いた事がある、人は夜中寝ている間に宇宙人にUFOに連れ去られチップを埋め込まれるんだと…


まさか絵空事に思っていた事が現実にあろうとは…


あのチップに…触りたい………
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