馬鹿バッカ!俺高校生!
俺はトシヒコのトランプからババを


切り離した!!!


「パシュ―――!!!」


ジョーカーが飛んでいく


まるでキャッツ・アイの


キャッツカードのように!

そしてトシヒコが我にかえる……


『ンッ…どうなってたんだ俺は……』


『気が付いたか、』


『セッ…セイジ…』


『お前もぉ少しで逝っちまう所だったんだぜ!』


『セイジが助けてくれたのか?』


俺は少し照れながら答えた

『バディーを見捨てるなんて俺には出来ねぇからな…』


この時の俺の顔の角度は


斜め45度だったに違いない

『サンキュー!セイジに一つ借りが出来てしまったな』


『気にするな!』


この時の俺の顔の角度も

斜め45度だったに違いない

後にこの日の出来事は伝説として

語り継がれる事となる


そしてまるで何も無かったかのよぉに


入学式は幕を閉じた
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