私は意地悪彼氏が大好きです
俺は夏井さんと話していたいのに…


何で兄貴はそれを邪魔するのかな…


2人っきりでご飯を作る?


「兄貴。俺が行く。夏井さん、行くよ」


「へ?え?」


俺は夏井さんの腕を引っ張って台所に向かった。


「翡翠が嫉妬かぁ…案外独占欲強いんだねぇ…ね?ヤキモチ焼き翡翠君?」


めちゃくちゃ不機嫌な俺に対し、兄貴はニヤニヤ笑いながら嫌味ったらしく言ってきやがった。


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