続・危険なキス
 
なんていうか……

このサークルの人って、みんないい人なのに、お酒を飲むと人が変わりすぎる。


だから飲み会にはあまり参加したくないんだよ。
でも参加しすぎないのも、サークル内で浮いちゃうし……。


「すみません。間に合ってるので」


と、にこりと笑って肩の手を放した。

その時、



「やっばーい!!
 紫乃!沙樹っ!!」



イケメンを見て帰ってきた女の先輩が、頬を紅潮させてあたしたちのもとへ戻ってきた。


「ほんとイケメン!
 あれはヤバイ!!」


興奮状態で先輩はぴょんぴょん跳ねていて、
あなたのほうがヤバイです。
なんて思ったのは内緒。


「一人は人懐っこいような爽やかなイケメンで。
 もう一人はお堅い感じなんだけど、メガネの奥は絶対に綺麗な顔!!」


力説して、ずいと前に出てくる先輩。

思わず、苦笑い。
 
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