続・危険なキス
 
「俺ねー。
 俺はまー、よくわかんねぇかな。

 最近、もしかしたら自分の好きな奴って、意外と近くにいたのかも?なんて思ったところ」

「なんだそれ」

「なんだろうね。
 失って気づく、的な」

「は?」


ますます意味が分かんねぇ。


結局、雅人の恋バナは、それ以上聞くことは出来なかった。



それからいろいろ仕事やら金やら、過去の悪事やらを話し込んでて
気が付けば2時間があっという間に過ぎてる。



「ちょっとトイレ」
「おう」


携帯を持って、トイレに立った。


用を済ませて、開いた携帯には

【今から帰る】

紫乃からメッセが入ってる。



なら、俺も帰るか。


なんて思いながら、雅人の席へ戻った。
 
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