続・危険なキス
 
「……」
「え、何?」
「今日、誰かに誘われただろ?」
「え!?」


何、カメラでも仕掛けてたの?
って思うくらい、まさかのピンポイントでつかれて、思わず動揺してしまった。

それを見て、
「図星か」
とつぶやく奏人。


あー、嫌な予感がする。



「とりあえず、こっちだな」

「え、いやいや。
 ご飯、でしょ?お腹空いたし」

「身体検査」

「…っ」



ニコリと微笑むその顔。

拒否権なし。
そう言っているようにしか見えない。


あたしが連れてこられたのは、
ダイニングテーブルではなくて、
やっぱりベッドの上で……。



「なーんで、人のモノだって言ってんのに、声かけてくるかなー」

「それはあたしに言われたって……」



あたしは何も悪くない。
 
< 340 / 344 >

この作品をシェア

pagetop