続・危険なキス
 
「で?俺にあいつに会えと?」


次の日の放課後、先生に呼び出され、物理準備室に。

そうなったのも、前日の夜のうちに、美香さんのことを先生にメールをしておいたから。

先生はあたしのメールに返信することはなく、今こうやって学校内で呼び出すということをしていた。



「はい……。
 美香さんが、どうしても先生と話がしたいみたいで……」



メールでは伝えきれなかったことを、なんとか言葉として感情を込めて話す。

だけど心の中では、モヤモヤが消えない。



「お前、どういうつもり?」
「……」
「人の顔も見ずに話さねぇで」


そう言われてもなお、ちらっと先生の顔を見ただけで、やっぱり直視は出来ない。


そんな目を見て美香さんのことを話せるほど、出来た人間じゃないから……。


「……はあ…」


先生はあからさまにため息を吐くと、
少し距離のあったあたしとの距離を詰めた。
 
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