太陽にてらされて
『これからどーするー?』とか、『夏休み、あそぼうねー』とか、夏休みを楽しみにしてる声がたくさん飛び交う。
「なーなっ!!どーする、これから。」
ばだ、ぼーっと窓の外を眺めてた私の肩を玲香が叩いて声をかけて来た。
そんな玲香の学校指定の鞄には、マスコットのキーホルダーと一緒に山木くんの校章もちゃんと付いていた。
「どーしよっか。」
玲香とどこに行こうか考えてると、横にいた駿が声をかけて来た。
「奈那。」
「なに?」
駿の方に振り返ると、駿はちょっとだけ不機嫌そうに見えた。