【完】腹黒王子の一途な溺愛宣言






結季ちゃんは、颯希くんの告白に少し驚いていた。




そして、颯希くんの方へゆっくり近づく。




結季ちゃん……?




すると、結季ちゃんは颯希くんを抱きしめた。




「……っ!」




う、ウソ!?




「ちょ、結季ちゃん……っ」



動揺する颯希くん。




「……バカ。颯希くんの大バカ!!!」




結季ちゃんが颯希くんの肩に頭を置く。




「なんで……なんで、私のとこに来なくなったくせに……っ」




「それは……っ」




「颯希くんが私のとこに来なくなったりするから……っ気づいちゃったじゃん。







………私、颯希くんが好きっ……」
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