悪態姫と小悪魔王子
「おはよう、姫ちゃん♪」

「お前……」

なぜだ?

だって昨日

あんなに辛そうな顔をしていたのに

どうして

何事も無かったかのように

平然とできるんだ?

「姫ちゃん?どうしたの?」

「何でも無い。放って置いてくれ」

「う…うん、分かった」

私は

要と目を合わせる事無く

自分の席に座った。
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