悪態姫と小悪魔王子
【奏太side】

「…なぁ奏……。」

「内緒だよぅ!」

「バカ!その事じゃねぇよ!!」

「え?違うの?」

「当たり前だろ!?その事じゃなくて
帰ったら、姫乃の家に行かないかって
言おうとしたんだよ!!」

「姫ちゃんの家!?行きたい!!」

さすがに俺1人じゃ

緊張するしな。

「んじゃ、早く帰って姫乃の家行くか!」

「うん!!」

俺は知ってる。

姫乃は今頃

1人で悲しんでいるだろう。

俺は姫乃を

元気付けてやりたい。

傍にいてやりたいんだ。

だから……。
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