LOVE&FANTASY 嗚呼、結婚!(加筆修正版)
「美智代!」
美智代や稔の事が気になって、智子は外へ出たくない気持ちになっていた。
しかし身の安全を考慮した係員たちの毅然とした誘導で中に留まる事は出来ない。
物騒なモノを手にしている里美が、どんな事をしでかすのか気になって仕方がない。
でもどうする事も出来ないのだ。
完全にシャットアウトされた出入り口の方を見て気を揉む智子である。
この時、誰かが智子の肩をポンと叩いた。
振り返ると、落ち着いた表情を見せている由紀の姿がそこに有った。
「由紀さん」
「心配しなくてイイわよ。私に任せて」
「由紀さんが?」
由紀は何も答えずニッコリと微笑んだ。
そしてそのままフッと消えた。
美智代や稔の事が気になって、智子は外へ出たくない気持ちになっていた。
しかし身の安全を考慮した係員たちの毅然とした誘導で中に留まる事は出来ない。
物騒なモノを手にしている里美が、どんな事をしでかすのか気になって仕方がない。
でもどうする事も出来ないのだ。
完全にシャットアウトされた出入り口の方を見て気を揉む智子である。
この時、誰かが智子の肩をポンと叩いた。
振り返ると、落ち着いた表情を見せている由紀の姿がそこに有った。
「由紀さん」
「心配しなくてイイわよ。私に任せて」
「由紀さんが?」
由紀は何も答えずニッコリと微笑んだ。
そしてそのままフッと消えた。