優しい幼なじみの君…【完】
学校に戻って…






「美味しかったねー!」

「うん。凄い美味しかった」

私と涼ちゃんは、食べ終わると、すぐに席を立った。そして、いつも通り、家に帰ろうとして、鍵を探す。

でも、その時。私は、大変な事に気付いた。

「あ!………学校に鍵、忘れてきちゃった」

「え?…じゃあ、取りに行こっか?」

「でも、もう遅い…」

今は、17時30分を少し過ぎたくらい……。

「俺も着いていくから。ね?鍵は、さすがに取りに行かないと……」

「…だね!ありがとう!涼ちゃん!」

「全然、どうって事無いよ、……じゃあ、学校に取りに行こ?これ以上に、遅くなったら大変だから」

「うん!」

私は、涼ちゃんに甘えて、学校に忘れてきた家の鍵を取りに行くことになった。







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