愛し*愛しの旦那サマ。
そんな想像を膨らませて浸っていると、
「幸代ちゃんっ!新婚ホヤホヤの時期をもっと満喫して、記念に残すべきだと思うのっ!」
お義姉サマは、そう力説した後、
「まぁ、私はまだ独身だけどね……」
と、いったん、前置きを入れて、
「私が結婚する時は日本と海外と異なる場所で未来の旦那との愛のメモリーを絶対に刻むつもりよっ!それなのに……っ」
アイツは女心がわかってないのよっ!
と、お義姉サマはご立腹の様子。
「ねぇ、幸代ちゃん」
「は、はい……っ」
「私の知り合いによく効くって評判の催眠療法士がいるんだけど、臣に試してみたらいいと思わない?」
さらりと言うお義姉サマ―…
さすがに効果があったら、催眠にかかる臣くんなんて、それはそれで色々とコワイデス。