愛し*愛しの旦那サマ。
―…と。
そんな経緯を経て、ツケマ騒ぎ現在に至る。
「……ところでさぁ、おねえーちゃん」
「今度は何?」
「臣くんって、何時頃に帰るの?」
「大体、八時頃だけど……(ソレガ何カ?)」
「ふ~ん……じゃあ、それまでにちょっと時間あるし、ツケマ買いに行ってこようかなー」
「はっ?ちょっ、まさか、アンタ臣くんに会う仕様にそんなに念入りにメイクしてたのっ?てっきり、昔の友達にでも会うのかと……」
「当たり前じゃーん。臣くんに久しぶりに会うのに気の抜けたメイクじゃ失礼じゃん?来る時に近くにドラッグストアみっけたから、そこにいこっかなー」
そう言うと、さっきまでの雰囲気とはガラッと変わり、
ピョンッ、
と、ソファーから立ち上がると、
「じゃあ、ちょっくら、いってきまぁーす」
と、ドラッグストアへ出かけていってしまった。