愛し*愛しの旦那サマ。



―…と。

そんな経緯を経て、ツケマ騒ぎ現在に至る。


「……ところでさぁ、おねえーちゃん」

「今度は何?」

「臣くんって、何時頃に帰るの?」

「大体、八時頃だけど……(ソレガ何カ?)」

「ふ~ん……じゃあ、それまでにちょっと時間あるし、ツケマ買いに行ってこようかなー」

「はっ?ちょっ、まさか、アンタ臣くんに会う仕様にそんなに念入りにメイクしてたのっ?てっきり、昔の友達にでも会うのかと……」

「当たり前じゃーん。臣くんに久しぶりに会うのに気の抜けたメイクじゃ失礼じゃん?来る時に近くにドラッグストアみっけたから、そこにいこっかなー」


そう言うと、さっきまでの雰囲気とはガラッと変わり、

ピョンッ、

と、ソファーから立ち上がると、


「じゃあ、ちょっくら、いってきまぁーす」


と、ドラッグストアへ出かけていってしまった。


< 221 / 498 >

この作品をシェア

pagetop