愛し*愛しの旦那サマ。
そんな私に、
「もー、おねーちゃん、仕事帰りの旦那様をもっと笑顔で迎えなきゃー。ほら、モア・スマイルー」
と、幸江。
ま っ た く、誰 の せ い で ……
そんな湧き上がる怒りを抑えながら、とりあえずリビングへ。
すると、また幸江は、
「っていうか臣くん、スーツ姿マジ最高ー」
臣くんに絡みだす。
「幸江的ベスト・オブ・スーツニスト一般の部、受賞確実ーっていうか、最優秀賞じゅしょー決定でー、臣くん受賞の喜びの言葉をどーぞ」
「ありがたく辞退させてもらうよ」
「えーっ、臣くん超謙虚ーっ!じゃー、辞退した今の気持ちをどーぞ」
「腹減った」
「マジー?じゃあ、おねーちゃん、そんな謙虚で空腹な臣くんに早く夕食どーぞ」
「……(アンタニ言ワレタクナイ……)」
あの臣くんにも、我が道を貫く、パワー全開の妹……
そして、何だか上手く取り合って、あしらってる臣くん。