愛し*愛しの旦那サマ。

やったぁ~、と、小躍りしながら喜んじゃう私。

でも喜びの舞はこのくらいにして、臣くんがのぼせない内にお風呂に入ることにしよう。

一緒に生活を始めてから、ほぼ毎日といったペースで一緒のお風呂タイムを訴えているのに、今のところ、100回に99回の割合で私の訴えは棄却され続けてきた。

でも今夜は100回に1回の奇跡がオキタ!

久々のお風呂タイム。お肌にジョリ子はいないかしら、とか、こんな奇跡が起きるなら夕方一回、シャワー浴びてれば良かったぁ、とか色々思っちゃう。

すると、


「おい、急げよ」


と、またまたご立腹気味な臣くんの声が聞こえたので、


「はい!はい!ただ今参ります!」


慌ててお風呂場へとおじゃまさせていただく。


「三分したら上がるぞ」

「えっ!?三分??」

「三分」


三分宣言されたので、私は急いで身体を洗い、浴槽へ飛び込む。


「顔洗わないの?」

「臣くんが上がったら洗う」

「髪洗わないの?」

「臣くんが上がったら洗う」

「……狭いから、もうちょい離れろ」

「ハイ」

臣くんから言われた通りに、もうちょいだけ離れた。

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