愛し*愛しの旦那サマ。
そんな理沙子の言葉に、
「じゃあ、幸代ちゃんは今、幸せってことなんだな~」
良かった良かった~、
と、何だかだんだん虚ろな目になってきた塚本がしみじみと言う。
そして、
「あの日さ~、俺も含めてイケメン揃いだったけど、その中で臣に一目ぼれしたのって何で~?」
イマサラデスカ?
と、突っ込みたくなるような質問をしてくる塚本。
でも、そんなに聞きたいのならば仕方ないわネ、
と、思って、
「私はね、別にメンクイじゃないの。確かに、イケメン揃いだったかもしれないけど、臣くんが現れなかったら、あの日は、お酒一筋で一夜を過ごすハズだったもの。だけど、突然、臣くんが現れて……気付けば自然と心が奪われてたの……」
とにかく、恋におちる瞬間って理屈じゃないのね……
と、(ペラペラ)語ってあげる私。
「なるほど~、それが親告罪まがいの恋の始まりか~」
「ナニ、ソレ」
「いやいや~、何でもないよ~、幸代ちゃん、貴重なお話ありがと~」
「……(何カ、ヒッカカル……)」
そんな会話を塚本としていると、
「じゃあ、そろそろ帰ろうかな」
と、理沙子。