愛し*愛しの旦那サマ。


「酒の缶やら瓶が散乱してるけど、何?コイツ、酔っ払ってんの?」

「そうなのっ!ほとんど、塚本が一人で飲んだのっ!」

「まぁ、何となく事情はわかったけど―…とりあえず、二人とも離れろ」


臣くんから出た、

「離れろ」命令……


「……塚本、アンタから離れてよ」

「やだ~、幸代ちゃんから離れてよ~」


ヤダ。ホントニ気持チ悪インダケド。


でも、臣くんがうざったそうな表情をしてるので、とりあえず、


「……じゃあ、公平に、せーので一緒に離れようよ」

「仕方ないなぁ~じゃあ、」


「「せーの」」


で、臣くんを解放してあげる私と塚本。

そんな様子を見て、


「……臣くん、大変だね」


と、再び、理沙子が臣くんへ同情の言葉を贈る。

そして、


「本当にお前らは相変わらずだな……」


と、臣くんが着ていたジャケットを脱ぎ、ソファーに座った所で、


「ところで、臣~、お前、綺麗なオネーサン達に浮ついた気を起こさなかった~?」


臣くんに余計な言葉をかけだす塚本……!


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