愛し*愛しの旦那サマ。


「まさか、その行動があんな事態に繋がるとは思わなかったけどな」

「は、反省してます……何だか昨夜の私には様々な悪条件が重なっていたと言いますか……」

「武井と塚本に感謝だな」

「はい……」


理沙子には猛謝罪と、今度ご飯でも奢って、塚本にはとりあえず謝罪と―…今度から、もうちょっと優しく接しよう。

溢れかけた涙を拭いながら、そう決意し、


「じゃあ、臣くん……早速、臣くんが買ってきてくれたスイーツさん達をありがたくいただくね」


コンビニの袋からスウィーツさん達を取り出す私。

すると、


「おい、さっき冷蔵庫に入れろとは言ったけど……それ、昨日の夜から出しっぱなだから、この時期止めておいたほうがいいんじゃないか?」


蒸し暑くなってきた季節を考慮した臣くんの幸代への気遣いの言葉。


「大丈夫っ!私のお腹はそんなデリケートなモンじゃないからっ!」


まぁ、七月を前にして、確かに蒸し暑くなってきた時期だけど(しかも、梅雨)、せっかく臣くんが買ってきてくれたんだし、食べないともったいないっ。

私のストマックは多少のことでは調子崩さないし!


そう思いながら、スイーツさんとスプーンを抱えて、臣くんがいるソファー前へと移動する。

ソファー前のテーブルにスイーツさんをいったん置いて、カーペットに座り込み、


「いただきま~す」


と、早速食べようとすると、


「ちょっと待て」


臣くんがナゼかストップをかける。

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