アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】

17日目 我侭・兄さん、感激・姉さん

「ちょっくら、若返りマスカ。
 こんどこそ、かわいいアレキンに戻すのデス!!」



地下室で今日も何か、危ない薬でも作っているのか、


シュタイン、体調は絶好調のようです。


アレキン毎回、解毒薬飲んでるカラ、私の薬効きませんが。


今回はそうは、イキマセン。


させません、そんなコト。


父の本当の恐ろしさを、改めて示さなくては。



「実験とは、何が起こるかワカラナイ。
 未知なる領域デスネ、ホント」


たまたま、新薬開発の時に出た、廃棄物。


の中になんと、誰もが欲しがるでであろう、


若返りの成分らしき、物質を作ってしまいました。


今ある、物質とは完全に違う物ナノデ、


今回こそ、アレキンを、フフフフフフ。


「9歳のアレキサンダーを、復活サセルのデス!」







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