アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】

今日は学校が休みで優雅？に過ごしていたしているアレキンの元に、涙目になりながら桜子がやって来た。


「どないしたんや桜子！そんな死にそうな顔して現れんでも。何があったんや？」


泣き顔で目の回りは腫れ上がり、瞳も真っ赤になっとる。

今日は学校休みやかい、また親父が何かしおったんか？


いつもはうるうる位で泣いている桜子が、すごく落ち込んだ様子で泣いている。

「・・・・。」

「桜子だんまりしおっても、話してくれなわからんやろ？な。言うてみ」