アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「3ヶ月って、お風呂とか・・・。自分の家だから、
 ちゃんと地下室にも、あるんだろうけど」


天才科学者デス。なんて言われて信じていません。


だって、会ってから5日だから。


さて、夕食作りに専念しますか。


桜子はキッチンに来て、さっそく夕ご飯を作り始めた。


ふんふんふ~んと鼻歌を歌いながら、調理中。


男は狼なのよ~、きおつけなさい~♪


羊の顔して、牙を向く「変人やからな」のよ・・・。


変人やから?


これは、義理兄です。この声、なんともいえない空気。


冷蔵庫からお茶を取り出して、飲んでいるアレキン。


桜子の後ろから、口出ししたようだ。



「義理兄さん、変人て何ですか!横から変なこと言わないで。
 て、変人って誰なんですか?」


お茶を飲みながら話を聞いているアレキンに、


イライラさせらせる桜子。


「変人のことか?おとんのことや。
 好きな人には・・・」
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