アレキン義理兄と桜子の一ヶ月【短編】
「好きな人に何をするんですか?
 でも、好きな人って何処までの範囲なのか」


「家族愛とか、尊敬、おもろい、かわいい。
 男女関係なしや」


家族愛や尊敬はわかるけど、おもろい、かわいい。


何の基準で、そうなるんだろうか・・・。


義理父さん、あなたは一体何者ですか。


「変人やって、ゆっとるのに。忠告はしたから、
 後はきいつけや~」


意味深い発言を理解していなかった私。


後でひどいめにあいました。




地下室に持っていった夕飯のお皿を取りに行った時。

ガチャ

あ、義理父さん出てきた。もう終わったのかな実験。


「桜子チャーーーーーン、愛しています。
 結婚シテクダサイーーーー!」


「はあ?何を言ってるんですか!?あなた、もう母さんと
 籍いれたえしょ?市役所いったでしょ!」


ノンノンノンと指を振りながら私に近づいてて、


手、手握られました。以外に力があってに、逃げれない!


「愛とは、歳の差なんて関係ねーーーー。デス。
 桜子ちーゃんも、16歳なので籍入れれます。
 一夫多妻制の国で式を挙げましょう!」


「何、言ってるん。んんんーーーー!!!」


義理父に、キスされてる。しかも、ディープ。


嫌、こんなのはおかしすぎる!
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