復讐神
僕がオカシイのかもしれないけど、
こうして、のんのんと暮らしてる奴等を見ると
その日常を壊してあげたくなっちゃうんだあ♪
ねえ?
僕はオカシイんでしょ?
だから僕には、親も兄弟も親戚もいないんだよ?
みーんな、僕との縁を切っちゃったから♪
…僕が、オカシイから。
______________ニヤ
思わず口の端を上げると、少し殺気も漏れて、
みんなの体が、ビクンと反応していた。
湊「…なあ、お前やっぱ族に入んねえか?」
ふいに、無口な男がそういってきた。
「…やだ!」
僕が笑顔で答えると、
友「な、何故ですか?」
と友季が焦ったように聞いてきた。
…何故ってねえ?
「興味ないし、なあ。」