【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~
リサとの約束の一つにあった、プレゼント交換。
お互いのカップルに合うと思った品をそれぞれ準備するというもの。
個人に対してのプレゼントは何にしていいか分からなくなるけど、”カップルへ”という事ですぐにそのイメージにあった物を見つける事が出来た。
リサと桐谷先生。
そのお洒落な、どこか大人な雰囲気のある2人にはこれがピッタリだと思ったの。
「俊也さんは?」
プレゼントを選ぶ先生の姿を想像する。
きっと、先生の事だからもっとお洒落な物を選んだに違いない。
それを知りたくて、ワクワク感があふれ出る中、聞き返してみたのに。
「俺?俺は~…内緒。」
「ええ!?ずるい!私のは聞いたくせに~…。」
ハハハッと声を上げた先生は、それをやんわりとかわしてしまった。
「まぁまぁ。後で分かる事なんだし。楽しみをとっとくのもいいんじゃないか?」
「う、うん…。そうだね。」
…確かに。
あと数時間後には分かる事。
”知りたい”という気持ちを残し、もう少しこのワクワク感を楽しもうと思った。
「…それにしても…。プレゼントだけにしては、荷物多くないか?」
ドキッ!