【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~
…ここで抱くか?
…いや、ここは桐谷の家だぞ?すぐ隣に2人がいる。
…じゃあ、今すぐにでも連れて帰る?
…ここまで酔ってしまったんだ。少し休ませてからの方が…
自問自答を繰り返す中、時計を見ると既に時刻は5時を回っていた。
一度感じた安心感のせいか、再度酔いが訪れた俺の思考回路では”どうするべきなのか”さえすぐには答えが決めれそうにない。
グルグルと色んな言葉が脳内を駆け巡る。
「う~~~~…」
そんな俺をよそに、寝返りを打ったくみ。
俺が必死に正した筈のそれが見事捲り上がり、黒い下着と同じ色のガーターベルトが目の前に映し出された。
「っっっっつ!!!!!」
プツン
きっと、理性が切れる音だろう。
そんな事を考える余裕なんて今の俺には勿論無くて。
目の前の存在に覆いかぶさる。
その衝撃で意識が戻ったのか、トロンとした目が俺を見た。
「……くみ。お前が悪いんだからな…?」