【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~
【くみside】

*


「んっ!????」



急に訪れた感触。

フワフワする意識の中、目に映るは真剣な顔をした先生。

それを確認した直後、一瞬にして私の体はその感触に奪われたの。



「っふあっ!んんんっ…」



まるで噛み付くようなキス。

いつも、こっちが悔しくなるぐらいの余裕を見せるけど。

それが今じゃ、全く感じられなくて。



「はっ…んんっ!ふはっ!」



口内で蠢く舌。

ツーっと歯列をなぞったかと思えば、グッと強く吸い上げられる。それによって、溢れ出るお互いの唾液がクチュクチュと音を立てた。

酸素を求め、必死にその体にしがみ付く。

けれど、けして止む事は無くて…。


息つく暇も与えないそのやり方は、普段の優しい先生のイメージをガラリと変えてしまうけど。




…私、嫌いじゃない…。




そして、やっとで開放された時。


乱れる呼吸の中、銀色の糸を引いて離れたその唇をボンヤリと眺め、そのままその上にある瞳を見た。





「……今日は手加減できないから。」





耳に届く、聞きなれた筈の声。

けれど…何故か目の前に映るその姿が……とてもエッチに感じたの。

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