【番外編】ロマンティックに抱きしめて。~ドキドキを貴方へ~
薄くて綺麗な唇がニヤリと笑う。
「きゃっ!」
途端に、片足をグイッと持ち上げられ驚きから声が漏れた。
そして、目に飛び込んできた光景に必死に抵抗するも、所詮酔っ払いな私の身体。
同じく(それ以上?)酔っ払っていたとしても。やっぱり男性の力には到底敵うはずが無いわけで。
「…ん。こんなの見せつけて…。覚悟出来てるんだよな?くみ?」
「っっっ??!だ、ダメぇ~っ!」
私の下半身を締め付けるガーターベルト。
太ももに唇を押し付け、覗く白い歯がソレをグイッと引っ張った。
「あっ!」
引っ張られる感覚。
けれど…どうしてだろう。
今のこの状態。。
凄く、凄く恥ずかしい筈なのに。
…目の前の先生から視線を反らせない。
自分の太ももの間にある綺麗な顔。
ガーターベルトを咥えたまま、まるで焦らすようにゆっくりと動く。
ツーと肌をなぞる唇の感覚に、思わず身体がピクンと反応した。
「…っ!!」
そして、そんな私を先生がクスッと笑う。
と同時に、小さくパチンッと音を立てて黒いその紐が元の位置に戻ったのを、私はボンヤリとした頭で理解したんだ。